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パフォーマンス向上に役立つ「自己評価」の書き方

(写真=paikong/Shutterstock.com)

「自己評価」は組織が従業員の能力や適性を把握すると同時に、従業員が自発的にパフォーマンスや組織への貢献度を見直し、ステップアップの目標を設定する手段として非常に有効です。

モチベーションをアップしながら公正な評価を促す「自己評価」の書き方を習得し、スキルやパフォーマンスの向上に役立てましょう。

自己評価の重要性

自己評価は昇進や昇給に影響をあたえるのみならず、自分の職務内容からパフォーマンス、努力まで労働におけるあらゆる側面について、客観的に考える絶好の機会です。

また今後のキャリアプランについて上司に相談し、「どのように組織に貢献できるのか」という課題に焦点を当てる重要なプロセスでもあり、スキル開発など次のゴールを設定することで、向上心やモチベーションアップにつながります。

自己評価でアピールすべき点

しかし現実的には、「自己評価は苦手」「なにを書くべきかわからない」と頭を悩ます従業員も少なくありません。

会社にとって従業員から提出される自己評価は、「適格な自己分析ができる人材かどうか」を判断する指標です。客観的かつ的確に自己分析を行い、自らの目標や課題を早期に認識できる人材は、問題解決能力が高く、達成への努力を惜しまないというポジティブな印象をあたえます。

「〇〇なのでXXだった」などと結果について淡々と報告するだけでは、成果ややる気をアピールするせっかくのチャンスを逃しています。「XXだったので、今後は△△する」といった具体的な対応策や課題をプラスするなどポジティブなアプローチを示し、「組織の成長に貢献できる人材」であることをアピールしましましょう。

ステップアップツールとしての利用法

「自己評価」を行う際、以下の点を意識することで、ステップアップツールとしての効果が期待できます。

1.自分の強みと改善点を認識する

既に達成した、あるいは達成できなかったゴールを見直し、自分の強みや改善点を認識します。原因とともに今後どのように強みを活かし、課題に取り組むかを考察します。

ここでのポイントは、改善点を「弱点」ではなく「ステップアップのチャンス」とポジティブにとらえること。リアリティーチェックを行い、非現実的にならない範囲で強化・改善計画を立てましょう。

2.ポジティブさを前面にだす

反省点ばかりで埋め尽くされた自己評価では、書き手も読み手もモチベーションが上がりません。

また、改善点を沢山書いたからといってすべて急に改善できるわけではなく、むしろ改善点が多いほど、取り組むべきタスクが増えるということです。

可能な限りポジティブな評価に徹し、改善すべき点は無理なく集中的に取り組める範囲にとどめましょう。

3.ステップアップのチャンスを探す

改善したい、あるいは新しいスキルを習得したい領域を概説したら、そこに到達するための計画を立てることが次のステップです。

関連性のあるトレーニングやプログラムなど自発的に参加できる機会を探すとともに、組織からサポートを得れる機会についても積極的に質問してみましょう。

4.成果を最大限にアピールする

全従業員を100%正当に評価することは非常に難しく、無意識のうちに見落としている部分があっても不思議ではありません。

そのため、達成した成果に関しては、「組織にどのようなポジティブな影響をあたえたのか」など、詳細を可能な限り具体的に述べるようにします。

自分の努力の成果を最大限にアピールするチャンスの土台作りとして、日頃から「達成ジャーナル」をつけ、自己評価の際に見直すのも一案です。

5.コミュニケーションスキルを見直す

自己評価と上司によるパフォーマンス評価の結果が、完全に一致するとは限りません。両者が大幅に食い違う場合、コミュニケーションの欠落が原因である可能性が考えられます。

コミュニケーションスキルを磨くと同時に、是正措置や調整をより頻繁に行う機会をもてるよう、働きかけてみましょう。

苦手だった自己評価も、ポイントをしっかりとおさえることで、自分のモチベーションだけではなく周囲からの評価も変わってくるはずです。

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