自社にとって最もふさわしい人事評価制度を構築し、順調に運用することは、経営者にとって重要かつ永遠の課題の 1 つです。
それは、人事評価制度の設計と運用次第で、企業業績が大きく左右されるからです。
しかも、人事評価制度は、経済状況、人口構成、労働需給そして経営方針など内外の環境変化によって、かつて上手く機能していたものが、逆に業績の足を引っ張ることも少なくありません。
そのとき、何が原因で適切に機能しなくなったのか、そしてどこをどうすれば、今後の状況に対処できるのかを見極めることは非常に大切です。
そこで、これまで日本がたどってきた人事評価制度の変化の流れを見ながら、今の時代、そしてこれからの業績向上につながる人事評価制度とはいかなるものかを考察してみます。
eBookについて
【本稿の要点】
1 人事評価制度の本質的な役割は、人的資源(ヒト)の効率的活用に欠かせない「能力発揮・開発の意欲」を引き出すマネジメントツールとして機能すること。
2 査定目的だけの評価は、本来の主旨からはずれ、結局は失敗している。
3 「意欲」を引き出す評価は、設計・運用に能力と手間を要する。
4 IT 技術の発展により、ビッグデータや AI、SNS 等のツールを利用して、本来の役割にそった評価制度を構築・運用できる可能性が広がった。
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