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2020/11/20

テレワーク会社員の73.1%が「副業」に興味あり!
一方、人事評価に不安の声も
働く会社に求めること「成果に見合った人事評価が得られること」48.1%
~あしたのチーム「会社員と副業」に関する実態調査を実施〜

人事評価サービスを提供する株式会社あしたのチーム(本社: 東京都中央区、代表取締役社長CEO:赤羽 博行、以下あしたのチーム)は、テレワークを日常的に行っている会社員108名を対象に、「会社員と副業」に関する実態調査を実施いたしました。

■「会社員と副業」に関する実態調査:
調査概要:「会社員と副業」に対する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年11月9日~2020年11月10日
有効回答:テレワークを日常的に行っている会社員108名

■副業を推進している会社に対して、会社員の78.6%が「良い印象」と回答
 「Q1.副業を推進している会社に対してどのような印象をお持ちですか。」(n=108)と質問したところ、「良い印象」が49.9%、「やや良い印象」が28.7%という回答となりました。

・良い印象:49.9%
・やや良い印象:28.7%
・やや悪い印象:1.9%
・悪い印象:1.9%
・どちらとも言えない:17.6%

■副業に前向きな考えを持つ会社員73.1%
 「Q2.あなたは今、本業の他に副業をしていますか。(会社で副業が認められていない場合も副業が可能だと仮定してお答えください)」(n=108)と質問したところ、「している」が19.4%、「していないが、したいと思う」が53.7%という回答となりました。

・している:19.4%
・していないが、したいと思う:53.7%
・していないし、するつもりもない:26.9%

■副業に前向きな理由「給料をあげたいから」が70.9%で最多
 Q2で「している」「していないが、したいと思う」と回答した方に、「Q3.副業をしている、もしくはしたいと考える理由を教えてください(複数回答)」(n=79)と質問したところ、「給料をあげたいから」が70.9%、「テレワークによって副業がしやすくなったから」が51.9%、「多方面のスキルを磨き自身のキャリアアップにつなげたいため」が39.2%という回答となりました。

・給料をあげたいから:70.9%
・テレワークによって副業がしやすくなったから:51.9%
・多方面のスキルを磨き自身のキャリアアップにつなげたいため:39.2%
・本業の所得をもとに副業として自分のやりたいことに挑戦したいから:26.6%
・本業の会社が業績不振になった場合に困らないようにするため:22.8%
・本業だけでは自分のスキルを活かしきれていないと感じるから:11.4%
・その他:6.3%
・会社が副業を推進しているから:0.0%

■コロナによるテレワークの普及により、副業を検討するようになった会社員の割合34.5%
 Q2で「していないが、したいと思う」と回答した方に、「Q4.副業をしたいと考えるようになったのはいつからですか?」(n=58)と質問したところ、「新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及してから」が34.5%という回答となりました。

・新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及してから:34.5%
・新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及するよりも前から:65.5%

■副業に対する不安「ワークライフバランスを維持できるか心配」が43.5%で最多
 「Q5.副業をすることに対して不安だと感じることはありますか?(複数回等)」(n=108)と質問したところ、「ワークライフバランスを維持できるか心配」が43.5%、「本業・副業どちらも中途半端になってしまわないか心配」が34.3%、「特にない」が27.8%という回答となりました。

・ワークライフバランスを維持できるか心配:43.5%
・本業・副業どちらも中途半端になってしまわないか心配:34.3%
・雇用保険等の適用外になるリスク:17.6%
・成果に見合った適切な人事評価がなされるか心配:15.7%
・本業の会社でリストラ対象になってしまわないか心配:13.9%
・本業の会社での出世に悪影響がでないか心配:12.0%
・コミュニケーションが減る分、どう評価されているかが感じられなくなってしまいそう:7.4%
・他の社員とのコミュニケーションが減ってしまいそう:3.7%
・特にない:27.8%
・その他:2.8%

■人事評価において、「ちゃんと働いても働いてないように見られるのではないか」や「副業をしていると本業に影響があると思われる」など懸念の声も
 Q5で「成果に見合った適切な人事評価がなされるか心配」「コミュニケーションが減る分、どう評価されているかが感じられなくなってしまいそう」「本業の会社での出世に悪影響がでないか心配」と回答した方に、「Q6.人事評価という観点で具体的にどのようなことに懸念がありますか?」(n=22)と質問したところ、「ちゃんと働いても働いてないように見られるのではないか」や「副業をしていると本業に影響があると思われる」など22の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・29歳:ちゃんと働いても働いてないように見られるのではないか。
・63歳:成果物以外に評価のしようがないから。
・27歳:副業をしていると本業に影響があると思われる。
・45歳:副業のせいで本業の成績が伸び悩むも思われてしまうのでは?という不安。
・31歳:帰属意識が低いとみなされることへの懸念。
・26歳:キャリアアップや、給料アップに差し支えがありそう。

■働く会社に求めること、「ワークライフバランスが維持しやすいこと」52.8%、「成果に見合った人事評価が得られること」48.1%などの声も
 「Q7.あなたが働く会社に対して求めることは何ですか。現在の考えを教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「ワークライフバランスが維持しやすい」が52.8%、「働く場所と時間が柔軟である」が50.9%、「成果に見合った人事評価が得られること」が48.1%という回答となりました。

・ワークライフバランスが維持しやすいこと:52.8%
・働く場所と時間が柔軟であること:50.9%
・成果に見合った人事評価が得られること:48.1%
・何を基準に評価がなされるかが明確であること:38.0%
・副業ができるなど、業務の幅が柔軟であること:34.3%
・転職に対して寛容であること:8.3%
・特にない:12.0%
・その他:2.8%

■まとめ
 本調査では、テレワークを日常的に行っている会社員に対して、副業に対する意識調査を実施しました。
 結果として、副業に対して前向きな考えを持っている会社員は73.1%いることが明らかに。理由として、「給料をあげたいから」「テレワークによって副業がしやすくなったから」「多方面のスキルを磨き自身のキャリアアップにつなげたいから」などの声が挙がりました。さらに、コロナ禍で副業を検討するようになった会社員は34.5%と、テレワークの普及によって、より多くの会社員が副業を検討するようになってきているように思われます。
 一方で、副業に対して「ワークライフバランスを維持できるか心配」や、「ちゃんと働いても働いてないように見られるのではないか。」「副業をしていると本業に影響があると思われる。」など、不安な意見も聞くことができました。
 テレワークの普及によって、副業を考える人が増えた一方で、副業が適切な人事評価の足かせとならないか心配を抱えている会社員もいます。副業を推進している企業に対し、78.6%の会社員が「良い印象」を持つという結果からもわかるように、企業は、ニューノーマルな働き方における副業の推進について再検討の必要があるかもしれません。

■株式会社あしたのチーム会社概要
会社名  :株式会社あしたのチーム
代表者  :代表取締役社長CEO 赤羽 博行( https://www.ashita-team.com/ )
本社所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX11F
事業内容 :・報酬連動型人財育成プログラム「ゼッタイ!評価®」
      ・人事評価クラウド「あしたのクラウド™HR」
      ・目標設定プログラム「あしたの履歴書®」
資本金  :1億円(資本準備金含む)
設立   :2008年9月25日