モチベーション低下が原因の優秀な社員の離職を下げたい様

モチベーション低下が原因の優秀な社員の離職を下げたい

2020年11月ご導入

株式会社東京ロジマッチ

代表

中田 大輔

※インタビューの内容は取材時のものになります。

株式会社東京ロジマッチ

事業内容
倉庫業、物流関連アウトソーサー、荷役請負
従業員数
30名
設立
2000年10月16日
所在地
東京都関東
課題
すべての従業員が気持ちよく働ける環境を提供し、長く働けるような状態を目指したい

    会社及び事業について教えてください。

    株式会社東京ロジマッチ

    2000年創業から『人を中心とした物流業の創設・お客様の視点に立ったサービス提供』を掲げ、物流の一端を担う企業としてお客様のご信頼を得ながら発展をしてまいりました。
    日々急速な社会経済変化の中、物流業は従来以上の作業品質や現場改善提案力、情報力、同時に労働力人口の減少に伴い一人当たりの生産性を高めるITを駆使したサービス、流通加工においての専門的技術力、地球環境保護、コンプライアンス順守が多岐に渡り求められているなか、倉庫業を主にトータル物流サービスを東京・神奈川・千葉・埼玉にて提供しており、埼玉県川口市に自社倉庫を構えています

    倉庫業を軸に今まで培った経験や専門的技術作業を生かし、基本を忠実に今までの経験に斬新なアイディアを取り入れ『お客様の“困った!”をプラスに変える』をスローガンにお客様に沿った高品質な物流サービスのご提供に努め、新たな事に果敢に挑戦するよう従業員に教育しております。

    現状の組織の課題を教えてください

    退職者の増加、管理者と一般職員の意志の疎通が不十分でミスを引き起こす等が多発しており、早急な改革が必要と感じていました。

    そのような背景があり社員と面談をする中、下記のような形で企業経営をしていることに気付きました。
    ①経営方針会議などで、会社や部署ごとの大きな目標や方向性は提示ができていたものの、個人への明確な目標や方向性の提示ができていませんでした
    その結果、数値目標だけでの結果評価となってしまい、数字以外の頑張りについて評価指標を明示できていなかったという問題です。以前、目標管理による評価制度運用にチャレンジをしようとしたものの、運用開始後になかなかうまくいかず、結果数値だけの評価になってしまっていました。

    ②仕事柄というわけではありませんが、消極的なメンバーが多く能動的に目標達成しようという姿勢が弱いと感じることがありました
    現在当社はISOを取得しており、会社としての年度目標はあり、取り組みを強化していきたいのですが、現場の目標に対する士気が弱くなかなか実行できておりません。
    目標設定=目標達成=自分自身の成長を実感=一人一人のモチベーションの向上を実現し、組織としても能動的になれる状態にしたいと考えています。

    管理職の適切な評価 及び マネジメント徹底ができていないことです。以前までも、上司部下における面談実施に取り組んでいましたが、管理職によって面談の実施方法に差がありました。
    管理職といってもプレイングマネージャーが多く、そもそも正しい評価の方法がわからない、というのが現状です。

    上記3つのような課題について具体的な改善策を設けて取り組まねばと感じ、人事評価制度の導入にいたりました。

    課題解消に向けて、人事評価制度に期待していること(こんな評価制度にしたい)を教えてください

    最終的には「①現状の課題が解決」「②自社の業績向上」「③社員が自分自身の成長」を体験できる。そういった組織を作り上げたいと考えております
    そして上記のような好循環サイクルが社内で完成することで、経営側が求めていることと現場が行動していくことが一致し、優秀な方をしっかり評価できる仕組みが完成すると考えています。
    そのための指針として、会社として掲げている理想の社員像を設定しました。この理想像を評価項目にも落とし込み、評価制度の運用によって浸透して、そういった社員が増えていくことを期待したいです。

    ▼理想の社員像として掲げたのは下記の5つ
    ①思いやりのある姿勢や行動がとれる人
    ②今の目標に向かって努力できる人
    ③失敗を恐れずにチャレンジ、挑戦できる人
    ④素直に学ぶ姿勢をもてる人
    ⑤お客様の目線に立って業務ができる人
    また、経営側に社員においても評価制度の運用は慣れていないため、初めてのことが多いと思うので、徐々に制度の内容を理解しながら前向きに取り組める制度にしていきたいと考えています。

    また、今回は初めてなのであしたのチームさんと評価制度を構築してきましたが、今後は自社で運用をしていこうと考えています。

    その際に、自ら評価項目の提示や運用についての意見を述べるメンバーがでることも期待していきたいと思います。

    3年後の会社のイメージを教えてください

    弊社はお陰様で、20周年を実現することができました。ただ今後や少子化の影響やITツールの普及によって、社員の採用や定着率を高めていくことは簡単なことではありません。

    そのような時代であっても様々なことに挑戦できる会社風土を構築していきたいです。

    そのために改めて今回は採用や研修に力を入れるのではなく、人事評価制度の導入を決意しました。
    すべての従業員が気持ちよく働ける環境を提供し、長く働けるような状態を目指したいです。
    また、少しずつでいいので組織として、結果が出なかったとしても前向きに取り組む社員が増えていてほしいと思っています。

    最初から制度運用を軌道に乗せていくのは、過去の運用経験からも難しいと思っているので、2年程ご支援をいただきながら、社員が満足度の高い状態で働ける状態を作りたいと思っています。
    もちろん取り組む中での新しい問題や課題は、少なからず出てくると思っていますが、管理職の育成も含めて社員と一緒に乗り越えられるような体制を整えていきたいと考えています。

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      ※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
       HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」より。

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