残業時間と製造原価比率の削減に成功。生産性向上を実現!様

残業時間と製造原価比率の削減に成功。生産性向上を実現!

2018年1月ご導入

株式会社トップ工業

代表

髙橋 正

※インタビューの内容は取材時のものになります。

株式会社トップ工業

事業内容
・金属塗装・樹脂塗装・電着塗装・塗装装置及び関連装置、システムの開発
従業員数
70名
設立
1955年10月1日
所在地
埼玉県
課題
給与への連動、管理職の育成、業績向上

    人事評価制度を導入後、どのような効果を感じていますか?

    以前は、当時の社労士から提供してもらった情報を元に評価シートを活用していました。

    ですが、A~Eの5段階評価の仕組みで、結果どの社員も平均的な評価になってしまい、給与に反映しにくい状態でした。

    そんな中で、顧問税理士の会社があしたのチームを導入しはじめたことを知り、弊社でも導入することにしました。はじめは、管理職を対象に運用を開始。正直に言えば、半信半疑でスタートした印象です。

    この評価制度を通じて、成功体験をしてもらいたかったので、導入当初は一旦レベルを下げた状態で運用を始めました。運用していく中で、自分が何をしないといけないか、どうすれば評価が上がるのか、次第にやることが明確になっていきました。

    また、以前から会社の数字は社員に対してオープンにしていたものの、達成したい数字を評価に組み込むことでより理解が深まっているように感じています。

    それまでも原価削減は大きなテーマであり社内へ発信もしていましたが、評価制度とは別の取り組みとして、幹部陣で予算組みをする取り組みが始まったことともうまく連携し、徐々に効果も現れてきました。幹部陣で作った予算の為、業績数値が自分事となり、達成の為に、どのような目標がベストかという話ができるようになりました。

    導入前と比較し、一部の現場では、10.5%の製造原価比率削減に繋がり、生産性が高まっています。

    働き方改革の面でも効果が出ています。残業時間の短縮なども必要を迫られている中、会社全体の時間外労働は、4年前と比較すると年間約8割を削減。

    仕事が集中している部分を棚卸することで見える化し、残業時間を減らすことができました。生産性が上がったことで働き方改革にもつながっています。

    全体の残業時間は減っていますが、まだ偏りもあるので、更に改善していきたいです。また社員にとっては、評価が上がり、実際に給料に反映されたことで、エンジンがかかったような印象です。

    管理職での運用が軌道に乗ったので、今では一般職を含む全社員を対象にしています。

    人事評価制度を運用していく中で最も苦労したこと、また、その局面をどのように乗り越えたのかを教えてください。

    期日管理が大変でした。

    3ヶ月に一度目標設定を行うサイクルであったことから、期日が遅れることもありました。ですが、あしたのチームの担当者のサポートや、現場での上司から部下へのフォローにより、いまでは順調に対応できています。

    運用当初は、抽象的な目標内容が多く、具体的な目標設定ができないことも課題でした。

    中間・評価面談の際に公平に評価ができない目標が多くありました。運用サイクルを重ね何度も目標設定をし、具体的に書くための研修を実施していくことで、今では具体的な目標設定ができる社員が増えています。

    人財育成という面だけでなく、業績向上の為のツールでもあるので、業績と連動する目標設定を立てるということも大切にしているポイントです。当初はどのような視点で目標設定を考えていくのかという難しさもありました。

    評価期間ごとに行う目標設定の方向性の共有や、あしたのチームの各種研修や面談同席のサポートを通して、今では評価者も部下へ指導ができ、項目に優先順位をつけて具体的なアドバイスができるまでになっています。評価制度の進捗管理や確認のため、毎月幹部陣で会議を実施していますが、幹部陣が前向きに取り組んでくれていることも、大きな効果が出ている要因だと思います。

    会社の思いと社員の行動がリンクし、業績にも繋がっていると感じますので、今後も会社全体の成長に繋げていきたいです。

    今後、人事評価制度の運用により、さらに改善したいことを教えてください。

    現時点でも人事評価制度を導入したことはよかったと実感していますが、社員全員が目標に対し、責任をもって行動をし、結果に対し達成感を味わってくれることで会社全体も更に成長できると思います。

    さらには、「人を育てることが上手な会社No.1」を目指しています。

    部下への業務の教え方やコミュニケーションの取り方などをスキルとして身に着け、部下からおせっかいと思われるくらいフォローできるような、懐の深いメンバーを増やしていきたいと考えています。

    人事評価制度の発注時(導入時)と比較して、運用していく中で感じたギャップがあれば、教えてください。

    もっと社員が混乱すると思っており、想像していたより良い効果を感じています。

    ここまでうまくいくと思っていませんでした。

    社員の成長において、自分で目標を立て、行動し、結果が返ってくるという仕組みが効果的であるということが、社長目線でわかりましたね。

    今後、人事評価制度を導入する企業に対してのアドバイスをお願いいたします。

    あしたのチームの人事評価制度は、社長からの権限委譲や、チームとしての目標達成意識醸成につながるツールです。

    業績達成の為に、何をすべきか、という考え方が社員に身に付きますが、工数がかかるのも確かです。すべて社長がやるとなると浸透に時間がかかります。

    そのため、社長以外で人事評価制度の運用を積極的に取り組んでくれる方がいると、よりうまく進むと思います。

    あしたのチームのような第三者に入ってもらいながら、定期的にルールや仕組みなどを見直すメンテナンスや課題に対しての研修実施社内に運用担当の社員がいることもうまくいく秘訣だと感じています。当社の運用担当者の社員は、数字の取りまとめや、離れている各工場との連携、評価項目の設定などさまざまなことを使命感もって取り組んでくれているので大変助かっています。

    導入するにあたり、最初の一歩を踏み出すには勇気がいりますが、それぞれの会社のペースでゆっくり成功体験を積みながら運用していけばよいと思います。

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      ※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
       HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」より。

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