1対1の面談効果を実感 ~社内の課題把握量UP・解決スピードUP~様

1対1の面談効果を実感 ~社内の課題把握量UP・解決スピードUP~

2019年7月ご導入

カネリョウ海藻株式会社

代表

髙木 良樹

※インタビューの内容は取材時のものになります。

カネリョウ海藻株式会社

事業内容
食品(主に海藻)の加工販売、ドライ加工、塩蔵加工、パッキング加工、もずく加工、めかぶ加工、各種海藻加工品販売
従業員数
68(グループ計414名)
設立
1993年9月1日
所在地
熊本県
課題
管理職の育成( 現状よりも、さらに一歩踏み込んで考えられる人材の育成)

    人事評価制度を導入後、どのような効果を感じていますか?

    弊社は管理職を対象に人事評価制度をスタートさせました。

    当初は新しい取り組みに戸惑いを感じる社員もいるように見受けられましたが、運用を進めていくなかで、管理職全員と個別の面談を設けることができるあしたのチームの人事評価制度は良い制度であるなと思いました。

    今までも社員間でコミュニケーションは取れていて、風通しは良かったかと思いますが、経営陣と複数の管理職が集まって話すことが多く、どうしても1対1の面談は時間捻出が難しい現状がありました。

    あしたのチームの人事評価制度は毎月面談があります。

    一人一人に期待していることを伝え、目標を自己設定し、進捗確認をして、評価のフィードバックができるのは、社員一人一人が持つ能力やパフォーマンス力を引き出し、社員の成長に繋げられる仕組みができたと感じています。評価者から、部下たちと面談をしたことで、いろいろな相談・意見を吸い上げられるようになってよかった、という嬉しい声も届きましたね。

    また、クラウドで人事評価結果を管理できるようになったメリットも感じています。

    目標・評価が見える化されたことで能力、経験を正しく把握することができます。行動の履歴をクラウドに残すことで、公平で上司部下が納得感のある評価ができています。

    最初は慣れないクラウド操作に混乱している社員もいて、どこに入力をしたらいいのか?という感じでしたが、運用を重ねることで解決されました。

    弊社はパソコンの操作が苦手な社員もいましたが、今では問題なく操作していますので、慣れれば問題なく使いこなせると思いますよ。

    人事評価制度を運用していく中で最も苦労したこと、また、その局面をどのように乗り越えたのかを教えてください。

    髙木 良將専務

    最初は目標設定に苦労しましたね。目標を立てるのが得意な人・不得意な人がいますし、行動目標の項目が多いので、どうしても目標内容がかぶってしまう社員もいました。

    ただ、最初から厳しくして、人事評価制度にマイナスなイメージを持ってもらいたくなかったので、項目の内容がかぶっていても、評価者と被評価者で納得していたら、よし!として進めました。

    また、具体的な目標内容を書くということが始めての社員もいましたので、最初は差し戻しの数も多く、評価者も被評価者も大変だったと思います。ただ、運用を重ねることで慣れてきたように感じます。

    慣れたと私の目で感じたのは1年以上たってからですね。目標設定のコツのようなものをつかんだように感じます。今では目標設定にかかる時間もだいぶ減りましたよ。

    次に苦労したのは人事評価制度運用にかかる時間の捻出です。

    管理職は忙しい人が多く、繁忙期に評価・目標が重なるとスケジュール管理が大変でした。最初は年間の運用サイクルがわからなかったので、事前準備ができなかったんですね。

    運用を1年まわしたことで年間スケジュールがわかってきたので、面談や、コメント入力の時間を事前に確保をすることができるようになりました。まとまった面談時間の確保が難しいときは、業務中の会話を増やして、面談に変えている人もいます。

    最初は受け身であった社員も、運用サイクルを重ねるごとに自分事として考え、部下の成長のために自分で工夫をして、運用をしてくれるようになり、結果として時間削減することができました。

    今後、人事評価制度の運用により、さらに改善したいことを教えてください。

    ①次世代人材の育成

    現在は管理職と一部の一般社員に人事評価制度を導入していますが、今後はさらに対象者を増やし、次世代の育成を進めていきたいと思っています。

    その為にも現在対象である管理職が人事評価制度の仕組みを理解し、体にしみこませ、のちの対象となる社員が増えたときにスムーズに運用ができるようになってほしいです。

     

    ②新たな一次評価者の育成

    今すぐに、ということではなく、評価対象の社員が増えた先に新しい一次評価者の育成を考えています。

    今は一次評価者の抱える被評価者の人数にばらつきがあります。

    多い人では8名、少ない人では2名です。

    8名抱えている評価者は、人事評価制度導入前から面談を自主的にして下地があったので、新しい制度を導入しても対応ができていると思っています。

    それでも毎月の面談・コメントの入力は時間の捻出が難しいので、面談前に事前準備をし、限られた面談時間で内容を濃くし、無駄がないように取り組んでいます。

    将来的には一次評価者を増やし、ばらつきを抑えていきたいです。

    今後、人事評価制度を導入する企業に対してのアドバイスをお願いいたします。

    あしたのチームの人事評価制度は目標設定、毎月の面談と導入当初は混乱するのではないかと、躊躇される企業もいるかと思います。

    弊社は導入前に上司・部下間の1対1の面談を制度として設けていませんでした。

    しかし、導入後、コミュニケーションが増えたことで、会社にとって、いいこと・悪いことを情報共有できるようになりました。

    課題を共に把握し、解決に向けて動くスピードが早くなったと実感しています。社員の知識や情報・ノウハウを共有し、会社の成長スピードを上げてくれるツールであると感じています。

    今も運用の面で不安なこと、課題を感じることがありますが、そんな時は運用担当者に相談することで解決ができます。

    あしたのチームは構築だけでなく、運用後のサポート体制が整っているので、困ったことがあれば一緒に解決できる点も評価しています。

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      ※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
       HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」より。

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