常にプロ意識を持ち、仕事を楽しみながらサービスの付加価値を高められる人材育成を様

常にプロ意識を持ち、仕事を楽しみながらサービスの付加価値を高められる人材育成を

2020年10月ご導入

株式会社サニー・シーリング

代表

窪田 祐一

※インタビューの内容は取材時のものになります。

株式会社サニー・シーリング

事業内容
ラベル、シール等粘着製品の製造販売/精密型抜き製品/液晶・光学ユニット関連部材加工
従業員数
110
設立
所在地
宮崎県
課題
管理職育成・給与決定方法・モチベーションアップ・IT化・ビジョン、理念の浸透

    会社及び事業について教えてください。

    事業内容

    サニー・シーリングは、1982年に宮崎県都城市で創業。

    以来、ラベル、シール等の印刷製品、テープ、光学フィルムの精密加工など、主に工業製品の部材加工をコア事業として操業してまいりました。部門としては大きく3つ、シール・ラベルの印刷加工を行う、「シール部門」。非鉄金属素材の精密スリット製品を製造する「スリット部門」。液晶関連部材や光学関連パーツの加工を行う「複合加工部門」となっています。

    これらのメイン事業を推進しながら、高付加価値の製品づくりにチャレンジしています。製造環境としては、クラス100~1000(ISO14644-1 Class 5~6相当) のクリーンルームを完備し、液晶・光学製品や医療部材では不良の原因にもなりうる異物混入や汚染を防止しています。上記3事業は、当業界ではそれぞれを専門とされている企業が多く、協力企業なども含め分業されているケースが多いのですが、当社は設計、開発まで含め、全て自社一貫生産が可能です。また各部門の技術を他部門に応用展開を図るなど、技術向上と製品の付加価値向上にも努めています。
    ユーザーは、大手の電子部品、半導体、家電、精密機械メーカー、車載系、医療系メーカーなど多岐に渡りますが、いわゆる「工業製品」に関連するお客様がメインとなっています。同分野は技術開発のスピードが非常に早く、時代によってニーズが変わり、また要求される品質レベルも年々高くなってきています。
    また、製品の自社開発にも力を入れています。近年の事例としては、長年の工業分野での実績を認められ、その応用として大学病院や医療研究機関向けの特殊ラベルの開発や、科学捜査研究所向けの製品開発の依頼なども舞い込み、採用につながっています。
    個々の仕様や顧客ニーズを満たすのは当然ながら、その期待を上回る提案とサービスができる開発・提案型企業を目指しています。

    当社が企業価値として掲げた「高品質」「先進性」「柔軟性」の3つを達成するためには、今の強みを生かしつつ、環境に適応し変化し続けることが不可欠と心得ています。

    また、それに見合う優秀な人材確保、育成も重要課題です。
    これからも、当社は高品質と技術力を不変のベースとしながら、新たなものづくりに積極的にチャレンジしていきたいと思います。

    現状の組織の課題を教えてください

    2点ありますが、1つは言われた仕事をこなすという、比較的受け身の姿勢が全体的に見られることです。

    従業員数が50名程度の頃までは全員創業意識が高くて会社をみんなで作っていくという意識が高かったものの、今のように80~100名を超えるくらいの体制になってからは業務フローがきちんとできたという良さはあるものの、自分で考えて動く・働きかけるという意識が薄まり、受け身になってきているように感じます。プロ意識を持って自ら主体的に働きかけ、楽しんで仕事をしてもらいたいと思っています。

    そのためにも、給与・待遇・キャリアビジョンを明確にすることで目指すべき道しるべを示していくことも必要になっていくと考えています。

    2つ目は、管理職層の育成です。製造業であるため職人気質で部下マネジメントというより背中を見て覚えてもらうという風潮があり、しっかり育てるという意識を持って業務に臨んでもらいたいと思います。

    課題解消に向けて、人事評価制度に期待していること(こんな評価制度にしたい)を教えてください

    テーマは働きがい。モチベーションアップ、ワクワク感を持ち、より良い仕事をしていきたいと思える仕組みにしたいと考えています。

    世代間ギャップもあるので、今の働く人から求められる、企業が選ばれるための制度を目指していきたいです。
    管理職にならなくても良いという人がいる中、どうやってやりがいを見出させるのかが難しいので、だからこそキャリアビジョン、役割責任を明確にし、管理職を目指したいと思える人材の輩出をしていければ良いと思っています。そのためには報酬体系も整備し、評価により頑張って目標達成できた人が報われるようにすることは必要です。皆が評価を通じて承認されることでやる気が出て、管理職も「しっかり見て評価しなければ」という良い意味でプレッシャーを持ちながらマネジメントができる状態を期待します。

    3年後の会社のイメージを教えてください

    株式会社サニー・シーリングの皆様

    仕事が「スーパーマリオ」になる会社です。
    今回人事評価制度を導入するにあたって、大きな目標の一つが当社理念の中にある「全従業員の生きがい・やりがい・働きがいという幸福を実現する」ことです。
    3年後のイメージとしては、従業員それぞれが目標を持ち、目標達成に向け自ら前向きに取り組み、その結果により達成感、悔しさを感じることで、仕事をアドベンチャー化したいと思っています。
    スーパーマリオも邪魔をするカメや落とし穴がなく、ただ移動するだけでゴールできるゲームだったら誰もやりません。
    仕事をスーパーマリオのようにやりがいをもって行える事にしていきたいです。

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      ※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
       HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」より。

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