ローヴァーズ株式会社様
- 事業内容
- ■サッカークラブ事業 ■サッカースクール事業 ■スポーツ施設事業 ■スポーツ施設運営コンサルティング事業 ■サッカー選手マネジメント事業 ■海外移籍支援事業 ■サッカー留学支援事業 ■サッカー選手セカンドキャリア支援事業 ■障害者スポーツ支援事業 ■サッカー指導者育成事業
- 従業員数
- 23名(パート・アルバイト含む)
- 設立
- 2014年3月20日
- 所在地
- 千葉県関東
- 課題
- 遠隔であっても適切な評価の実施
会社及び事業について教えてください。
カレン・ロバート氏
千葉県の木更津のフットサルスタジアムをホームとして、木更津と印西の2箇所でサッカークラブ、サッカースクールの運営をしております。
代表は船橋市立船橋高等学校出身で、元Jリーグの新人王、現在イングランドのレザーヘッドFCで活躍する、カレン ロバートです。千葉県をサッカー王国にするため、千葉県のサッカーのレベルを引き上げるため、幼稚園児から大人まで、サッカーを楽しめるクラブを運営しております。
【代表経歴】
1985年生まれ34歳。船橋市立船橋高等学校出身。2004年にジュビロ磐田に入団。2005年にはリーグ戦31試合の出場で13得点を挙げ、Jリーグ新人王を獲得。2010年にオランダのVVVフェンロに入団し、背番号10番を付け、2試合連続得点を決めるなどフェンローの1部残留に大きく貢献。ヨーロッパ1部リーグで10番を付けた数少ない日本人選手。 日本・オランダ・タイ・韓国・インド・イングランドの世界6カ国でプレー。2015年に「ローヴァーズFC」のオーナーに就任。千葉県全域のサッカーの普及・強化に務めるべく、木更津から房総半島初のJリーグ加入を目指した活動を実施。2019年3月2日に現役を引退。その後、ローヴァーズ株式会社の代表をしながら、自社のトップチーム「ローヴァーズフットボールクラブ」の代表として、Jリーグ入りを目指す。
現状の組織の課題を教えてください。
まず、評価制度の仕組みがとても興味深く、わかりやすかったことが理由です。また、現在もそうですが、代表のカレンがほとんど日本にいないという特殊な状況で、社員の頑張りをみてあげて、客観的にしっかり評価することが出来ていないと悩んでいたときに、話を聞いて、ぴったりマッチしました。客観的に社員の頑張りを見れる、しかも、クラウドシステムを使って、ということに非常に納得でした。クラウドシステムであれば、メールでファイルを添付して、とかのやりとりなく、海外にいる代表も逐次目標の確認や評価の入力が出来るのがとてもありがたかったです。
さらに、「サッカーが好きなんだからいいでしょ!」という会社にはしたくないという思いがあります。弊社はスポーツクラブですが、しっかりとした会社、つまり、正社員で、福利厚生として社会保険があり、賞与がしっかり支払われて、有給休暇など休みもしっかりある会社を目指しています。そういった想いを実現できるサービスだとと思って、導入を決めました。
課題解消に向けて、人事評価制度に期待していること(こんな評価制度にしたい)を教えてください
サッカー教室風景
評価が出来るということ自体はもちろんですが、社員のモチベーションアップ、能力アップ、そしてもちろん、会社の業績アップです。こういった制度がなかったら、大変なことになると思います。怒ってばかりの、ただただ厳しい上司になってしまうと思います。そのため、制度を作って、指摘するべき根拠を人事評価制度の目標として設定することで、社員の育成がとても楽になると思います。社員のみんなも納得し、目指すべきことが明確になることで、モチベーションも上がるんだと思います。社員もアルバイトもみんな、体育会系なので、この評価制度を通じて楽しくゲーム感覚で取り組んでもらえたらと思います。中には、「余裕で6点取れますよ!」と調子に乗るような社員も出てきてもいいと思います。実際に成果が出でれば、どんどん給与なの待遇も改善していければと思います。これから非常に期待してます。
3年後の会社のイメージを教えてください
運用始めて感じたことが、社員の思考と行動の変化です。元々どの社員も目標達成のための「情熱」や「体力」を持っていましたが、そこにさらに、あしたのチームの「ゼッタイ!評価 ®」の考え方、つまり、「論理的で明確な目標設定の方法」と「目標達成のためのプログラム」が加わったことでこれまでよりも仕事に迷いや無駄がなくなり目標達成に向けて集中できたことが秘訣だと思います。これまでは、高い目標を設定して結果として達成出来なかったときに、理由を探して逃げてしまいがちでした。ですが、あしたのチームの行動目標(コンピテンシー)を設定するときの「○○する。そのために、どうするか」という考え方が社内に浸透したことで、社員に大きな変化を起こしてくれました。「出来ない理由を探して逃げる」のではなく、「どうすれば出来るかを考える」ように変わったのです。これはビジネスパーソンとしても、スポーツ選手としてもとても重要なことだと思います。
今後はスポンサー営業も社長だけが行うのではなく、取締役も社員も営業が出来る人間を増やしていき会社としてもチームとしても成長していきたいと思っています。また、事業の拡大も行っていく予定です。例えば、数年後には県内で、プロからアマチュアまで使える合宿施設の事業を始める予定です。そういった事業を成功させるためにも、社員一人ひとりに教育者としてもスポーツ選手としても、ビジネスパーソンとしても、この制度を使って成長をして行ってほしいと思います。