製造業界の業界動向

製造業界はこれまで大量生産から多品種小ロット、モノからコトへとビジネスモデルの変革が進みつつあります。

 

売れば終わりのビジネスモデルから脱却し、お客様との永続的な関係性が求められることに加えて、業界への参入障壁とコストも下がりつつある中で、トレンドの変化に対応することが最も重要になりつつあります。

人事評価制度の導入の目的

人事評価制度を導入された企業様の共通項は、組織課題として、革新・変化・進化に対しての遅れ・危機感を持たれており、何もしなければ衰退が待っていると認識されている事が多くなってきています。

人的課題に着目すると典型的な年功制、感覚的評価、若手人材の頭打ち状態、上司・部下感のテレパシーマネジメント/背中マネジメントの脱却アナログを解消するために導入するケースが大半となっています。

そもそも、評価制度自体が存在しない、曖昧に運用されているため、社員自身も自分の仕事が何に繋がっているのか、どういう価値を生み出しているかを理解しないまま作業者になってしまっている事が散見されます。

評価制度を導入し、ゴールの明確化(成果指標)、ゴールに向かう過程(行動指標/スキル指標)の認識を持たせる。

そして成果を公平に評価することを実現するために導入に踏み切る企業様が多くなってきています。

製造業界のコンピテンシー

成果目標を達成する為のプロセスを明確にして評価することにより、経営理念や会社の方向性を支えることに繋がります。

◆全社共通項目

職種 優先
順位
項目 選定理由
全社共通 1
A-6
徹底性 一人ひとりが自身のパフォーマンスを上げられるよう、徹底性を意識してほしい。本来やるべきこと、やれることを最後までやりきることで、トラブルも未然に防ぐことができるという意識をしてほしい。
2
E-6
コスト意識 生産性の高い仕事を行うために、費用対効果を意識しながら、単価やコストを抑えられないか考えながら計画的に行動してほしい。
3
E-9
業務改善/品質の向上 リスク管理としても、常に業務改善、品質の向上を意識して行動してほしい。また、他部署と積極的に改善案を出し合うことで、全体としても高め合えるチームになっていきたい。
4
D-2
チーム精神の発揮 自分の考えだけで業務を進めず、他部門のことも考えながらどうすればよいかを考えてほしい。常にチームの一員として、全体の利益を考えながら行動してほしい。

◆職種共通コンピテンシー

職種 優先
順位
項目 選定理由
営業部門(WEB事業) 1
C-2
第一印象度 買うか買わないかというものは見て数秒で決まるため、メルマガ・HPを見たときのお客様がもつ第一印象度を高めてほしい。(おもしろい文章を書く力、見せ方の工夫など)
2
Gー3
情報の伝達 社内において、とりわけ事務・営業間での繋がりを意識し、事務が把握している情報と営業が把握している情報に相違がないよう報告・連絡等、情報の伝達を行ってほしい。
営業部門(外回り) 1
F-2
アイデア思考 新規開拓をするために、どこをどう攻めていくのか?というように自らアイデアをひねり効果的な戦略を立ててほしい。
2
Gー2
情報の整理 現状、問屋さんと「〇月〇日頃スーパーさんに提案してください」と約束しても、問屋さんが動いていないことがある。そのため問屋さんとどんな情報を交わし、いつまでにどのようなアプローチをするのかを整理してほしい。
事務部門
生産管理
1
E-8
計画性 現状、正確な段取りが把握しきれておらずどうしても業務時間がのびてしまうこともある。そのため事前に計画立てて取り組むことにより、時間への意識を持っていただき、さらには時間は生み出せるということを実現してほしい。
2
Gー2
情報の整理 生産性を向上させるために、生産指示書等のフォーマットの整理を行ってほしい。フォーマットが更新されているか、もしくは更新はできているが旧式と最新版がわかるよう管理ができているか等に留意していただき、フォーマットがすぐに取り出せるような状態にしてほしい。
安全保全部 1
B-6
自己革新(啓発) 自身の足りない部分を認識し、自己でレベルを上げてほしい。現状に満足することなく、常に次のステップを意識しながら行動してほしい。
2
Gー1
情報の収集 情報をどのように収集し、整理し、処理していくかを考えながら業務に取り組んでほしい。また、処理速度にも意識しながら取り組んでほしい。
生産技術部 1
E-5
処理速度 業務処理のスピードを意識しながら行動してほしい。
多くのタスクがある中でも高い処理速度を維持することで、社内での業務の流れや、お客様への印象がより良くなることを意識してほしい。
2
Eー10
業務企画力 業務を効率化するために自身でできることを考えて行動してほしい。また、全体の仕事が回りやすくなることを意識して業務に取り組んでほしい。
品質管理部門 1
F-6
リスク管理 製品の品質、足りない部分を改善していく人財になってほしい。多くのタスクがある中でも処理速度を維持してほしい。
2
Fー4
業務企画力 何かトラブルが起きた際、なぜその問題が起こってしまったのか、原因と結果をとらえてほしい。状況を自身で紐解き、理解できる人財になってほしい。
製造事務 1
A-3
几帳面さ いかに正確に行動するかを意識してほしい。正確に行動をすることで多くのトラブルを未然に防ぐだけでなく、社内の業務の流れ、お客様の満足度がより良くなることを意識してほしい。
2
Bー4
柔軟志向 状況に応じていかに早く柔軟に対応できるかを意識してほしい。業務のスピードを高めるとともに、変化に対応するスピードもつけてほしい。
製造部門 1
B-6
自己革新(啓発) 設定した目標を達成できるレベルではなく、より上のレベルを目指して行動してほしい。足りないもの、足りない情報を積極的に取り入れることで、より高いレベルの人材になってほしい。
2
Eー7
トラブル処理 トラブルに対してどう対応するか、損害の拡大を防ぐためにもトラブル処理スキルを向上させてほしい。また、トラブルに対する対応速度も意識してほしい。

 

◆役職共通コンピテンシー

職種 優先
順位
項目 選定理由
セクション長 1
H-3
部下・後輩の指導・育成 プレイヤーとして働くだけでなく、セクション長として部下・後輩の行動・取り組みに目を向け、指導・育成を行ってもらいたい。
2
Hー8
経営幹部との関係 社内において、とりわけ経営幹部・セクション長間での繋がりを意識し、経営幹部が把握している情報とセクション長が把握している情報に相違がないよう報告・連絡等、情報の伝達を行ってほしい。

製造・生産管理のKPI

最終成果だけでなく、プロセスKPIを明確にすることにより、目標達成に対する行動を引き出すことができます。

職種 No. 項目 1点 2点 3点 4点 5点 6点
一般 1
電話件数
12件以下 13件 14件 15件 16件 17件以上
2
見積作成件数
12件以下 13件 14件 15件 16件 17件以上
営業事務 1
規格書作成数
50件未満 50件以上70件未満 70件以上80件未満 80件以上100件未満 100件以上121件未満 121件以上
2
商品作成数
6件未満 6件以上11件未満 11件以上16件未満 16件以上21件未満 21件以上26件未満 26件以上
3
売上目標達成率
96%未満 96%以上101%未満 101%以上106%未満 106%以上112%未満 112%以上121%未満 121%以上
WEB一般 1
新規アドレス
月400件未満 月400件以上月500件未満 月500件以上月600件未満 月600件以上
2
新規アドレス取得経費
600円以上 500円以上600円未満 400円以上500円未満 月600件以上のアドレス取得かつ350円以上400円未満 月600件以上のアドレス取得かつ300円以上350円未満 月600件以上のアドレス取得かつ経費300円未満

 

  • 人事システム
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    ※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
     HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」より。

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