人事評価アワード2019 生産性向上部門賞 受賞企業様

人事評価アワード2019 生産性向上部門賞 受賞企業

ご導入

株式会社村田

代表

結城 旬

※インタビューの内容は取材時のものになります。

株式会社村田

事業内容
葬祭に関する一切の請負・葬祭具の製造販売・生花の販売、造花、一般及び装飾品の製造販売・霊柩輸送のためにする一般区域貨物自動車運送事業・一般乗用旅客自動車運送事業(限定)・不動産の賃貸業
従業員数
28名(当時)
設立
大正2年12月
所在地
愛媛県
課題
普段の業務に追われて後回しになり、膨大な準備が必要で中途半端になっていた

    人事評価制度を導入した理由を教えてください

    会社のさらなる成長に向け、本当に効力を発揮する人事評価制度を

    あしたのチームの人事評価制度を導入する3年ほど前になりますが、長年の懸案事項であった人事評価制度を、自分たちで創りたいという思いから、ネットなどで調べ、それをベースに人事評価制度の構築をはじめていました。

    しかし、素人の自分たちがやってみて良いものになるか?本当に効力を発揮するか?という不安、国の方針が変わり一早く取り組まないといけないが、普段の業務に追われて後回しになり、膨大な準備が必要で中途半端になっていたりなど、このようなことから「専門のプロの方にお願いしよう」となりました。

    さらにそれとは別に、中小企業は、「営業力をつける」「売り上げを伸ばす」ために必要な「攻め」の部分は行っていますが、「守り」はおざなりになりがちです。「攻め」と「守り」で分業化を図っていたものの、会社としてのグロスの残業時間は変わらなかったことなど、成長にも限界を感じていたことで、「このままではいけない」という気持ちがあり、導入を決めました

    導入後の効果・成果・これから取り組むことを教えてください

    導入前は、分業化を図ったことで残業時間の分散までは成功しましたが、グロスで下げることが実現できませんでした。

    人事評価制度導入後、総労働時間が減り、さらに業績が伸ばせました。残業時間が減っているのだから、売上が下がってもおかしくないのに、それだけ、潜在的な生産性が隠れていたと感じました。

    さらに、職場のコミュニケーションが活発になりました。

    以前は自分だけで時間をかけて解決していたことも、仲間たちと情報を共有したり、話し合いができるようになり、効率的に時間を使えるようになり、結果的に時短の要因となったのではと考えています

    これからは、国の基準に合わせた残業時間の削減など、中小企業がその水準に合わせていくのは限界があると思います。

    我々のような葬祭業は、お客様に寄り添うという時間がどうしても必要で、それが我々の対価に替わると考えており、全てを生産性に換えるのは難しいと思いますが、実現に向けて検討していきたいと考えています。

    今、「人を採用する」ということは難しいことだと思います。

    弊社は今黒字ですが、それでもビジネスの引き出し、ツールを広げていくことが必要だと考えており、その手段として、人事評価制度や給与体系を持っていると学生にアピールでき、採用にも効果があるのではないかと考えています。

    受賞部門の効果を上げた秘訣を教えてください

    会社として目指すことが常に明確になり、生産性向上

    目標をタイムリーに変更できていたことが大きいと思います。その時々の会社の課題を目標にして掲げ、変化を加えることで、会社として目指すことが常に明確になりました。

    トライアンドエラーで課題を解決していく流れにしたことや、目標設定をすることによって、自分が何をするべきなのか道しるべができ、行動に移しやすくなった社員が増えたことで結果として生産性向上に繋がりました

    • 人事システム
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      no.1

      ※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
       HRTechクラウド市場の実態と展望2019年度版」より。

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